ヘンリー・キャヴェンディッシュの人生
1749年から1753年にかけてケンブリッジ大学のSt Peter'sカレッジに学ぶが学位はとらなかった。理由として、学位授与式における宗教上の問題を回避したためとされている。
イギリスの貴族デヴォンシャー公爵家の出身。寡黙であり、また大変な人間嫌いでほとんど誰とも言葉を交わすことがなかったと言われる。莫大な資産を持っていたが、政治的な名誉や経済的な成功は望まず、かえってそれが本人の資産をさらに増やすことになった。又、生活も大変に質素であった。1760年から王立協会会員となり、その資金で王立協会の運営に尽力した。
キャヴェンディシュは1766年、水素を発見した。水素が可燃性の気体で、燃焼時に水を生じることを証明した。同時に水が化合物であることを証明した。
1797年から1798年にかけて、いわゆる「キャヴェンディッシュの実験」を行い、地球の比重を測定し、その結果を1798年に発表した。後年の科学者は、この実験の結果と万有引力の法則から万有引力定数が算出できることに気付いた。キャヴェンディッシュ自身は、万有引力定数を算出したわけではないが、今日では、この実験は、「地球の密度を測定した」というよりは、「万有引力定数を測定した」と捉えられていることが多い。
存命中は王立協会のフィロソフィカル・トランザクションズに18の論文を発表したに過ぎないが、未発表の原稿の中には後に日の目を見る優れた実験記録も残された。死後70年ほどたった1879年に原稿を整理してマクスウェルが『ヘンリー・キャヴェンディシュ電気学論文集』として刊行した。発掘された原稿の中には、同時代あるいは後世の科学者の発見を先取り・同時進行していたものが多数見られた。例えば、クーロンの法則をシャルル・ド・クーロンよりも先に、またオームの法則をゲオルク・オームより先に見い出していた。しかし、生前にその発見を公開していなかったため、時代に埋もれた発見の大部分は、他の人物によって再発見されることになった。
死後、キャヴェンディッシュを記念して、1871年、キャヴェンディッシュ研究所がケンブリッジ大学に作られた。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
ヘンリー・キャヴェンディッシュはイギリスの化学者、物理学者です。
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